嘘で隠された現実(リアル)
「じゃぁ、紅茶のマーマレードレモンにする。アイスで、レモン入れてくれる?」


「シロップも入れちゃっていいよね?」


「あ、うん。ありがと」


「私はカモミールにしよっかなぁ。喉を落ち着かせてあげなきゃ」


「神楽ちゃん、神楽ちゃん、俺はオレンジライトってやつね!喉渇いてっから、炭酸で割って」


「私に注がせるなんて、良いご身分ねぇ。けど‥まぁいいわ。今日はお客様として扱ってあげる。不本意だけど」

星はグラスにマーマレードレモンを注ぎ、グラスにスライスされた形の綺麗なレモンを挿した。

「それで?3人は決めた?」


「神楽先輩の手を煩わせるわけにはいかないので、俺は自分で注ぎますよ」


「えー?別にいいのに」


グラスに緑茶を注ぐ響に目をやりながら、星は面白そうにクスリと笑った。
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