町の片隅で~ファーストストーリー~
その後、婆ちゃんに気付かれないように犯罪者を部屋へ連れて行った。
ドア横に立て掛けてた木刀を握り締め、犯行理由を聞いた。
「今回の目的は何なんだ?」
「たまたま通りかかっただけよ。真也だって私が見えたから出てきたんでしょ?」
「ある意味そうだ。てか、何で呼び捨てなんだよ。」
「だって名字知らないもん。教えてくれる?」
「嫌だ。お前のような危ない奴に教えれるか!」
「それなら私とデートしてよ。」
また話がずれた。
漫才なら『いい加減にしろ!』と突っ込んで終われるのだが、現実はそう甘くないだろう。
「いい加減にしろ!」
「今日も元気ね。それでどこに行く?」
分かってた。
でも、試してみなければ分からない。
『ほな、さいなら~。』と言って帰ってくれるかもしれないだろ?
ハァ~、余計クリスマスが嫌いになりそうだ。
ドア横に立て掛けてた木刀を握り締め、犯行理由を聞いた。
「今回の目的は何なんだ?」
「たまたま通りかかっただけよ。真也だって私が見えたから出てきたんでしょ?」
「ある意味そうだ。てか、何で呼び捨てなんだよ。」
「だって名字知らないもん。教えてくれる?」
「嫌だ。お前のような危ない奴に教えれるか!」
「それなら私とデートしてよ。」
また話がずれた。
漫才なら『いい加減にしろ!』と突っ込んで終われるのだが、現実はそう甘くないだろう。
「いい加減にしろ!」
「今日も元気ね。それでどこに行く?」
分かってた。
でも、試してみなければ分からない。
『ほな、さいなら~。』と言って帰ってくれるかもしれないだろ?
ハァ~、余計クリスマスが嫌いになりそうだ。