学園(序)
「ふうんアル」
特に会話を続けようってする気もないみたいだが、手は離れない。
カップルに見えるかどうかなど些細な問題だ。
他人の意見など関係ないくらいに、二人で歩くことが出来る日常が好きだった。
無理に話すことはなく、横目で吟ネエを見ていると俺の手を見たまま歩いている。
吟ネエの考えてる事は一体なんだろう。
エロい事っていうのが大多数だと思うけど、俺が指摘した心の事かもしれない。
「丞」
「ん?」
「肉まんが食べたいアル」
俺の考えてることなど、吟ネエの中にはなかったみたいだ。
帰り道にはコンビニがあって、そこに差しかかろうとしたところだった。
考えが変わったのかもしれないし、ずっと肉まんを食べたかったのかもしれない。
しかし、イカランチを三杯食べても足らなかったのか。
「解ったよ」
財布の中には肉まんくらい買うお金はある。
「はい」
肉まん代を吟ネエに渡す。
「お前にしては珍しいアルな」
確かに、普段ならば自分の金で買わせただろう。
でも、歌を聴いた事や、手を握ったことによる変化なのかもしれない。
俺が外で待っていると、吟ネエはコンビニの中で雑誌を立ち読みをしていた。
それも吟ネエかと思いもう少し待っていた。
10分くらい経ってから、肉まんを買って出てくる。
「何見てたの?」
「今週号のガンプアル」
吟ネエはガンプの単行本を集めているのにも関わらず、週刊誌でも読んでいる。
内容を知ってるのに買う意味あるのかと思ってはいるが、自分の好きな物には惜しみなく金を出すんだよな。
特に会話を続けようってする気もないみたいだが、手は離れない。
カップルに見えるかどうかなど些細な問題だ。
他人の意見など関係ないくらいに、二人で歩くことが出来る日常が好きだった。
無理に話すことはなく、横目で吟ネエを見ていると俺の手を見たまま歩いている。
吟ネエの考えてる事は一体なんだろう。
エロい事っていうのが大多数だと思うけど、俺が指摘した心の事かもしれない。
「丞」
「ん?」
「肉まんが食べたいアル」
俺の考えてることなど、吟ネエの中にはなかったみたいだ。
帰り道にはコンビニがあって、そこに差しかかろうとしたところだった。
考えが変わったのかもしれないし、ずっと肉まんを食べたかったのかもしれない。
しかし、イカランチを三杯食べても足らなかったのか。
「解ったよ」
財布の中には肉まんくらい買うお金はある。
「はい」
肉まん代を吟ネエに渡す。
「お前にしては珍しいアルな」
確かに、普段ならば自分の金で買わせただろう。
でも、歌を聴いた事や、手を握ったことによる変化なのかもしれない。
俺が外で待っていると、吟ネエはコンビニの中で雑誌を立ち読みをしていた。
それも吟ネエかと思いもう少し待っていた。
10分くらい経ってから、肉まんを買って出てくる。
「何見てたの?」
「今週号のガンプアル」
吟ネエはガンプの単行本を集めているのにも関わらず、週刊誌でも読んでいる。
内容を知ってるのに買う意味あるのかと思ってはいるが、自分の好きな物には惜しみなく金を出すんだよな。