恋の行方
服を着ながら

「ごめん。祐輔って

いつも裸なの?」と

聞いてきた。

「いいや。暑かった

から。寝る時は

着るよ。」と

懐中電気をつけながら

2人で話をしていた時

また大きな音が聞こえて

恭子は俺に抱き着いてきた。

俺は優しく抱きしめた。

俺は女を抱きしめた事は

1度もなかった。

「怖いんだろう。」

「うん。」

「今日はこのままで

いるのか?」

「嫌だけど・・・・。

我慢する。」と言われ

俺は少しムカついた。

「我慢?じゃあ離れろ。

俺は寝るから。」と

俺は恭子を離して

ベッドに潜り込んだ。
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