初恋のキミへ。
「亜美ってやつ、何考えてるんだろうね?」
買い物をしながら桃花が不思議そうに口を開いた。
「うん…」
「気をつけなよ?なにされるか分からないし」
「分かってるよ。ありがとう」
桃花にそう言って、水着を選んだ。
今年は真っ赤なビキニにした。
桃花は真っ白で一番似合ってたビキニを選んで、今日は帰ることにした。
私は元輝に電話をかけ、来てくれると言い張る元輝を待つことにした。
「じゃあ、明後日ね〜」
「うん!ばいばーい」
桃花と別れてすぐ元輝が来てくれた。