初恋のキミへ。


「うん。大丈夫だけど」


「ほんと?じゃあ3時に駅前でいいかな?」


「ん。分かった。」


「じゃあ後でね」


そう言って電話が切れた。

今頃になってやっぱりやめておけばよかったななんて思う自分。

でも誘いを受けてしまった以上、断れなくて、渋々用意をして、あたしは駅前に向かった。
< 115 / 227 >

この作品をシェア

pagetop