初恋のキミへ。


「お前の方が恥ずかしいだろ」


「そうかな?」


「今の俺の言葉よりは遥かにな。
でも嬉しかったけど」


「ならいいじゃん」


「まぁな」


言いながら、4人で教室に入り、握りしめていた手を離して適当に固まって席についた。


先生が入ってきて最後だから席は自由に座れと言い、あっという間に話を終えて教室からでていった。
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