それは初恋で、




気がつくと、私は保健室のベッドに横たわっていた。




「あ、起きた!」




ぼやけた視界の中に早紀ちゃんの顔が飛び込む。




「ちょっと、亜希大丈夫??」




私の目には見慣れないメガネが掛けられていて。




「ああ、それ?? もう大変だったんだから!!」

「…大変?」




早紀ちゃんが言うには、今朝通学路・校門で見た私の話で盛り上がり、私を探すイベントみたいなものが勃発したらしく。


私が教室へ走る途中、倒れたのを見つけた叶くん(相沢くんの友人)が保健室に私を運んでくれたらしい。


そしてメガネは…


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