幼なじみ 【短編】
「これからは、ずっと愛璃の王子様だから」


そう言った優は、今まで見たことが無い顔をしていた。




もう、魔法は解けない。





優は優しく私の頭を撫でると、おでこにキスをした。



そして、頭を撫でていた手がほっぺたを触る。



ゆっくりと優の顔が近づいて来ると、




優の唇が私の唇に触れた。




唇が触れるだけのキス。




でも、私の体は自分で立っているのが精一杯な位、力が抜けていた。





体の芯から熱くなる。



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