幼なじみ 【短編】
「私も……大好き」




私はギュッと抱きしめられた優の温もりを感じていた。



優と私の心臓の音がリンクする。



優がつけている香水の匂いは、いつかの誕生日に私があげた物だった。


私は優を見上げ、背伸びしながらキスをした。



驚き顔の優は、顔を真っ赤にしながら



「おま…心の準備ってもんが……」



そう、抗議してくる言葉を遮ってもう一度キスをした。


私が唇を離すと




「せっかく我慢してたのに……愛璃のせいだからな」



そう言って私の手を引っ張り、もう一度キスをした。




唇の隙間から優の舌が入ってくる。



どうして良いか分からずに、ただ必死に優の舌を追いかけた。





お互いを求め合うキス……




私にとって、初めてのディープキスだった。

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