引き金引いてサヨウナラ
今日1日だけは、自由な時間が与えられた。
引っ越しの疲れを癒やしたり、同室のものと交流しておけという配慮だろう。
明日からは訓練の日々になる。
この日のこの時間は、
共に生活する共同体として、
共に訓練を乗り越えていく好敵手として、
共に戦地へ赴く仲間として、
お互いの絆を深めるキッカケの時間を与えられたようなものだった。
改めて話してみると、同じ境遇に自ら志願しただけあり、仁も和也もしっかりと前を見据えている人物と感じた。
その瞳に見るものは、きっと家族だったり、友人だったり、好きな人だったり、とにかく彼らにとって大切な人たちなのだろう。