Melody Honey
コンコン

ドアをたたく音で目が覚めた。

いつの間にか眠ってしまっていたことに、私は気づいた。

「あおい?」

ドア越しから詩音の声が聞こえた。

私は眠たい目をこすりながら、ドアを開けた。

「何?」

そう聞いた私に、
「まだ怒ってるのか?」

詩音が聞き返してきた。

まだ私が怒っている理由に気づいていないようだった。

「当たり前でしょ!」

そう答えてドアを閉めようとした時、
「ちょっと待て!」

詩音に止められた。
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