KEEP OUT!!
だから、怖れて何もしないより、半歩でも先に進む方がいいんじゃないかな。
猪突猛進大いにけっこう。
人は走り続けることなんて出来ない。
疲れて立ち止まったり、歩くときが必ずくるから。
ならそのときに、方向修正すればいい。
間違いを、間違いじゃなくせばいい。
後悔してしまったなら、それを包んで形を変えてしまうくらいの行動を起こせばいい。
だから今は出来ることを、全力でしよう。
わたしらしい傷跡を残してやろう。
いつしかそれを“誇り”と呼んでもいいような。
胸を張って“勲章”と呼べるような。
そんな一撃をこの道に刻みつけよう。
すぅ、と深く息を吸い込む。
「よし……」
まっさらなカンバスに向かって、わたしは迷うことなく、
──スッ
筆を走らせた。