王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
「まママが……ね?さいこんってするの……」



“ママがね、さいこんってするのしたから、しょおんおにいちゃんがあたちのおにいちゃんになったんだよね?”



“あたちは、しょおんおにいちゃんすきだから、おにいちゃんになれてうれしかったよ?“



“あたちひとりだから、おにいちゃんがふえてうれしかった。
でも、またママがさいこんするから、
ひとりだから……ぜったいにあいにきてね?”



“ぜったいだよ?あたちしょおんおにいちゃんのおよめさんになるから。
だから、むかえにきてね?”



“いっしょにはいってるのはなくしちゃイヤよ?そのケンみせれば、ただなんだからね”



「……え?」



最後に名前の所にこう書かれていた。



リンと……



それから、女の子と男の子がキスをするイラストも描いてある。



リン?……



あたし?なわけないよね?だって、全く記憶がないし。



それに、あたしのお父さんは今のお父さんしか居ないはず。


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