猫と僕と
そして、凜は不思議な事にまるで生きてるように勝手に周りの環境が変わって、僕の隣にあたかも越して来たように世界が進んだ、と話し出した。



目の前には初めて見る大家さん。



荷物の中には日用雑貨に僕に持ってきたご近所回りようの包みまで…



そして、いつの間にか部屋には家具が配置されていたと言う。




「ま……待てって。よくわからないよ。」



そして凜は当たり前のように生活を始めたらしい。


でも、この世界を神様がくれた最後のチャンスだと思って、いつ終わるかわからない不安と戦いながら過ごそうと決心したらしい。



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