生徒会長VS幼なじみ
こんなのは気休め…


そんなのわかってる


でも、少しでも、何かにすがりたかった


お守りをペンケースに入れる


きっと大丈夫!


私、凄く頑張ったもん


トントン…


お母さんがノックをして入ってきた


「愛羅?東條くんって人から電話よ?同級生?」


「え?うん…同じクラス…生徒会長なんだ〜どうしたんだろ…」


焦りながらお母さんから子機を受け取った


そして、佑樹の時と同様、お母さんが階段を下りる音を聞いて話し始める


「も、もしもし…」


「愛羅?電話…して良かった?」





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