Je t'aime?




その日の夕食は、ガミくんのお母さんの強い勧めで、石神家でいただくことになった。


メニューは中華。


チャーハンに酢豚。


フカヒレスー…



…プ風の春雨スープ。



なかでも、ガミくんが「おふくろの味」と豪語する、手作り餃子は絶品だった。



「おばさん、餃子、超~おいしいです!」



「ありがとね~。まだまだ焼くから、たくさん食べてちょうだいよ」


「はーい!」



どんどん箸がすすみ、お皿がカラになっていくと、そのスペースを埋めるように会話が弾む。



この頃には、私も平常心を取り戻し、ウジェーヌくんとも普通に話せるようになっていた。




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