FiFTEEN
「話してみる。それでわかってもらう。」


「最初っからそうすりゃいいんだよ。」



「いいこと言うじゃん、伊藤くん。」

「副部長のが移ったんだな、きっと。」

「副部長って言うなよ!」

「…お礼まだ言ってなかった。…ありがとう。まじ、なんかスッキリした。」

「そっ!それはよかった。」

「それと!」

伊藤くんが振り返って言った。




「伊藤くんじゃなくて、のえるでいいよ!」


そして、恥かしそうに渋谷たちのとこに行った。




人はなんだって変えることができる。
ようは、自分次第なのである。


よし!!
オレも変わろう。


……とりあえず、少しずつこの放送部に染まりつつある自分を変えようか。

いや、少しじゃない。
完璧に染まってた。




…あっちゃー。



「おーい、はるちゃん行くよ~!!」

「はいはい…」





FIFTEEN 04完



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