FiFTEEN
「オレも。」

「ほんっとお前らは…のえるが参加しないってゆうことはオレらの責任よ!連帯責任!」

「違うでしょ~。腕を骨折した人が悪いんじゃん!」

「…オレたち放送部は、みんなを助けるための部活だろうが!困ってる人をほっとけない!…いい!?全員強制だかんね!」


「もう…めんどくさっ!」



日向の言葉に納得。

ほんとめんどくせぇ。





次の日、オレたちは部室じゃなくて音楽室に集まった。

もちろん、伊藤くんはいない。


「紹介する。…ベースのダイアナ。」

恩田は相変わらずカタコト。

「よろしくっすぅ!」


…ダイアナ?

ヒョロッちくて、髪はアフロ。とてもベースを弾きそうには見えない。


「ドラム、沢木。」

「初めまして。…のえるくんの幼馴染みなんだ。」

「へ、へぇ…」

沢木は、小柄でおかっぱ頭。

「それと、骨折してるギターのドンカ。」


「え゛っ!?女なの?」


ドンカはどっからどう見ても女で、髪がショートカット。いや…むしろ男より男らしいかも…
ドンカが左手をあげ、親指と人差し指と小指を立てた。


「うぃっす。」


…うわぁ、すげぇロッカーだ。

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