FiFTEEN



「…わかった、あきらめる。…のえる、部活来ないなら辞めてもいいよ。オレらの部は…一致団結が大事だし…できないやつはいらない。」


「…そうするよ。……まぁ頑張れば…」

「なんだよその言い方…」

「ごめん、口悪いの知ってるだろ。」

「ふざけんな…」

「はるちゃん、いいって!……一応これ、ギターの楽譜。気が向いたら来てよ。」


「行かないけど…」

「それならそれでいいし。でも、みんな頑張ってるよ。のえるより恩田くんたちの方が楽しそうに見える。」

「あっそ。」



それが話たのが最後で、
…伊藤くんは部活に来なくなり、廊下であっても声もかけなくなった。



それでも街フェスの日は近付いてきて…
一つだけわかったことがある。


オレたちは


いる意味がない!


サックスやリコーダー、キーボードが加わっても所詮ギターにはかなわない。

「…なんか恩田くん、ごめんね?オレたち役にたたなくて。」

「そんなことない。」

「でも全然あの曲に近付かないし…」


「他にギター弾ける人探そうか?」

日向が言った。

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