It Loves
空がキレイだなぁと上を見ていたら


バンッ


と教室のドアが開いた


金や赤や茶色のいろいろな髪の色の

はでな男達が入ってきた


「あ~眠い」

「俺昨日さ~公園で変なおばさんに会ってさー」

「今日雨降るんだってよ」


とか遅刻したのを気にもしない様子で話している


「あっ。さとうおはよ~」

「乙美(バンビ)のやつ先に来てるしー」


「ブッwwwwwwwwwwwwwww」

バンビという名前におもわず笑ってしまった。。

「誰?今笑ったの」

金髪の男が言った

みんな静かになった。

さとうでさえ黙っている。


「わたしですけど・・・」

「誰お前」

「大空エミリです」

「ふーん。その名前顔にあってねーよ?」

エミリは自分の名前にモンクいわれてむかついて

「あっそ」

と言ってしまった。

「お前誰に口聞いてんの?」

「お前」

「あ?」

「てかこんなやついたっけ?さとう」

金髪がキレそうになったところで

赤髪の男が話題を変えた


「転校生です・・」

(なんで生徒に敬語なんだよwさとう!!)


「バンビおきろよ」

茶髪の男エミリの隣の男に言った

「んぁ~??俺眠いんだけど」

「こいつがお前の名前変だって」

(いやいや!!笑っただけですから!!)


「あ?何、人の名前にモンクつけてんの?」

とものすごい怖い顔で言った

「笑っただけですから。。

 それに人の名前にモンク言ってんのは

 そこのプリンも一緒です」


隣のバンビという名前の男は

一瞬ビックリしたような顔になって

「プリンって誰?」

と聞いてきた。


「あいつ」

とさっきエミリとケンカっぽくなった男を指した。








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