らっこの国のお姫さま
ある日、城のテレビをつけると、姫の大好きな大食い選手権をやっていました。
姫はきゃぁきゃぁ騒ぎながら応援していました。
特に元キンとアーティストを応援していました。
「じぃ!
じぃ!
早く肉じゃが持ってきてきぅ!」
姫はガツガツ食べました。
そして横になって、
「じぃ!食後のおやつにからあげくん頂戴きぅ!」
と、催促しました。
「姫……テレビの前でギャル曽根と張り合ってどうするのです。」
そう言いつつもからあげくんを貰い、上機嫌で見ていた姫が、突然放送終了後に、元気をなくしてじぃにくっついてきました。
「どうしたのです?」
「あのね…ジャンボ白田が引退するのきぅ……。
姫の好きな元キンも一緒に引退するんだって…。
」
姫はじぃの服で涙と鼻水を拭きました。
「姫…。」
じぃは怒るに怒れず、
「姫には笑顔が似合いますよ。」
と言い、王子とのアルバムを出してあげました。
姫はその日、夜遅くまでアルバムを見ておとなしく眠りました。
涙の音だけが、ザザン!ザザン!と聞こえていました。
姫はきゃぁきゃぁ騒ぎながら応援していました。
特に元キンとアーティストを応援していました。
「じぃ!
じぃ!
早く肉じゃが持ってきてきぅ!」
姫はガツガツ食べました。
そして横になって、
「じぃ!食後のおやつにからあげくん頂戴きぅ!」
と、催促しました。
「姫……テレビの前でギャル曽根と張り合ってどうするのです。」
そう言いつつもからあげくんを貰い、上機嫌で見ていた姫が、突然放送終了後に、元気をなくしてじぃにくっついてきました。
「どうしたのです?」
「あのね…ジャンボ白田が引退するのきぅ……。
姫の好きな元キンも一緒に引退するんだって…。
」
姫はじぃの服で涙と鼻水を拭きました。
「姫…。」
じぃは怒るに怒れず、
「姫には笑顔が似合いますよ。」
と言い、王子とのアルバムを出してあげました。
姫はその日、夜遅くまでアルバムを見ておとなしく眠りました。
涙の音だけが、ザザン!ザザン!と聞こえていました。