危険な同居生活
完全に目立ってしまっている二人。



「ミサさん!ダメだ!これ以上、目立つような事をしちゃいけないよ!」



めいいっぱい、太陽の光に向かって、俺は叫んだ。


「あら、ウルサいのが下に集まってきたわね」



この声は、ミサさんの声じゃない。もう一人の声か、甘ったるい声……


「って、もう一人の方も飛んでるしー!」



今頃、俺は気づいた。ミサさん以外に飛んでる人がいるなんて。



もしかして、ミサさんと同類、なのか?


「ウルサいの、ミカ嫌いなのよねー。お掃除しちゃいましょう」



甘ったるい声の主は、そう言うと、手に持っている棒状の何かをクルクル回し始めた。


そして、それは次第にどんどん光を集めて、太陽よりも眩しい光を放っていた。


「田中さん!ダメー!早く、逃げて下さーい!」



光が眩しくて、よく見えない状態だけど、何か焦りみたいなのをミサさんから感じる。


突然の言葉に、俺の足は固まってしまい動かない。いや、正確に言うと、動けなかった。



ただ、茫然と光を見る事しかできない俺の瞳に、一つの影が勢いよく光に向かって行くのが映った。
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