仔猫彼女~The Best Love~








「でもさー、
なんでそんなにあたしにさせるわけ?」



思い切って悪魔に聞いてみた。


いいかげんやめてくれ~~っ。


それがあたしの本音である。




「いや、別に。」




別にってなんだよっ!


そんな理由であたしをこき使うなよっ!


あたしの中の火山は大爆発。


目の前の悪魔に火山弾が飛びそう。




「・・・・・・それであたしをあんな目に合わせるの?」



怒っているはずなのに、


あたしはまた泣きそうになった。


なんだか・・・悲しい。















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