俺様☆姫様★王子様 【完】
「じゃあ、今からお隣りさんに挨拶しに行こうよ!」
琉奈ちゃん、そんな可愛いい笑顔で何言ってるんでしょうか?
今から隣の偽物に挨拶に行けって?
冗談いっちゃいけません!
あんなやつに挨拶なんか絶対したくないよ。
「え~やだよぉ。行きたいなら琉奈ちゃん一人で行ってよ。」
「あたしが行ったって意味ないじゃん。此処に住むのは姫華ちゃんなんだから。」
確かにそぅなんだけど。
だけど……。
「じゃ、あたしそろそろ部屋に帰るね!」
「えっ?もう帰っちゃうの?」
「うん。今日は家族でご飯食べに行く約束なんだよね。ごめんね!片付けで忙しいのに邪魔しちゃって。」
そう言って琉奈ちゃんは、少し急ぎ足で玄関へいっちゃう。
扉を半分開けたところで振り返った琉奈ちゃんは、
「あ!ちゃんとお隣りさんは挨拶行かなきゃ駄目だよ!一応住人としての礼儀だから。」
そんな素敵なお土産を残してってくれた。
いらないのに。