Sommerliches Doreiek〜ひと夏の恋〜
私はこの少し大きな背中の男をどう思ってるんだろう。
ただの幼なじみ?
仲の良い男友達?
それとも……?
「……何乗りたいの?」
急にそう言われて少し驚いた。
「あ、えっと……ジェットコースターでも乗る?」
「あいよ。」
拓哉は何だか少し優しげに微笑んだ。
すぐに振り返って歩き始めてしまったから、見られてはいないと思うけど、私はきっと顔を赤くしていた。
拓哉は私のことどう思ってるんだろう。
ただの幼なじみ?
仲の良い女友達?
それとも……?
ねぇ、どうなの?