焦れ恋オフィス
…もう、諦めたはずなのに。

やっぱり気持ちは溢れたままでどうしようもない…。

この気持ちを抱えて一緒に過ごしても、普段と同じようになんて笑えない…。

いつもの週末と同じように夏基の部屋に行こうかな、って気持ちは揺れるけど、泣かない自信もない。

それに…部屋で待ってても、もし帰ってこなかったら…。

他の女の子と今晩過ごしてるなら…。

「やっぱり帰ろう…」

勇気もない私は、夏基のマンションへと続く交差点を通り過ぎて、一人の部屋へ帰っていった…。
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