焦れ恋オフィス
「…何でいないの?」

「は?」

相変わらず低い夏基の声に首をかしげて何も言えずにいると

「…週末はいつも俺の部屋にいるのに」

「…」

拗ねてるみたいな声が携帯ごしに響いてきてびっくりする…。

「だって…夏基会社行って、飲み会にも顔出してたし」

「合鍵持ってるんだから、部屋で待ってればいいだろ?」

「…」

何だかいつもと違う言葉が私の思考を混乱させる。

今まで、待ってろなんて…言って欲しくても言ってくれなかったし。
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