焦れ恋オフィス
腰を引き寄せられて、唇の温かさはそのままに話されると何だかくすぐったい…。

「明日の晩から仙台行くけど…大丈夫か?」

「ん…。だい…大丈夫… 」

キスをしながら言うのって難しくて、ゆっくり顔を離そうとしたけれど、くくっと笑った夏基はそれを許さなくて。

尚も熱いキスとぬくもりを落とされ続けて、次第に夏基の首にしがみつかないと立ってられない。

「夏…夏基…」

「…くっ。…この辺で勘弁してやるかな」

最後に軽く唇をかすめると、ぽんぽんと背中をたたいて私の気持ちを落ち着かせてくれる。

「なぁ、もし体が大丈夫なら…」

「ん?」

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