カレカノ
朱希は出された朝ご飯をキレイに平らげると新聞を読み始めた。
「新聞読むんだ…意外〜…」
「テレビ欄だけよ?」
おばさんが茶々を入れるとジロリと睨み、また新聞に視線を戻す。
「お前さ〜…」
「なに?」
「イビキかいてたぞ?ゴゴォってすっげぇイビキ」
「嘘っ!!??」
あたし寝てる時にイビキかいてるなんて知らなかった。
「女らしさの欠片もねぇなぁ?慶太がガッカリするぞ?……あ!」
「…慶太君?なんでよ?関係ないじゃん?」
しまったという顔を見せると咳払いをして
「さぁ〜…着替えて本屋にでも行くとしようかなぁ〜…」
「……?」
鈍感な柚葉は首を傾げ朱希は部屋に戻る。
2人のやり取りを見ながら母はニヤリと笑っていた。