~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王
 麟紅はそれからその常磐の隣にいる同じくらい背の高い少年へ目を向ける。
 短い黒のツンツン頭に黄茶色のサングラスをかけ、金色のネックレスを首にぶら下げた少年。
 彼の名は御奴(おんど)丁次(ちょうじ)。
 面倒だが言っておこう。彼も魔法使いである。何の魔法を使うかは麟紅は知らないが、常磐とずいぶん仲がいいところから相当の手練(てだれ)だと推測される。常磐より一センチほど小さいクラスのムードメーカーで、常磐、麟紅と共にクラスの巨人四人組(マウンテン・フォー)に認定された一人(四人目は教室の隅で自分の答案が返却されるのをドキドキしながら待っている)。

 そして三人目が、二人と比べてずいぶん小さいが(実際はクラスで真ん中より上)なかなか見られない長めの金髪のイケメン少年、神谷(かみや)。しかし彼は魔法使いではないことを言っておく。

 金土師、御奴、神谷。この三人をクラスメイトたちは東方の三バカせ(東方の三博士にちなんでいる)と呼んでいるのは余談である。
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