恋愛両立
「早紀ちゃんと敦くん、誰がどう見ても両思いだったんです。
でも、早紀ちゃんがずっと断ってて・・・・
見てるほうはじれったくて。」
まーちゃんは律子さんに向かって話す。
「あぁ、敦くんね。」
律子さんは敦くんのこと知ってるんだ・・・
「あの人、彼女なのかな・・・・、一緒に部屋に入ってった・・・・、バスでも中良さそうだったし・・・・」
律子さんは私の頭を撫で
「そうね、私も敦くんの事はよく知らないけど、でも、ここまで早紀ちゃんを運んでくれたのは敦くんよ?会ったらちゃんとお礼言わなきゃね。」
優しく笑って言う。
「え・・・・・?」
「さ、早紀ちゃんはゆっくり休んで!まーちゃんはバーベキューの用意手伝って!憲吾が今頃あたふたしてるから。ね。」
「ハーイ。じゃね、早紀ちゃん。バーベキューの用意終わったらまた来るね。」
そう言って二人は部屋から出て行った。
一人静かな部屋に残って。
ボーっとする。
後悔したって遅いのかな・・
私らしくない。
なんだか考えるのがしんどくなってきちゃったよ・・・
少しして、”コンコンッ”ってドアをノックする音が聞こえた。
「早紀ちゃん?」