恋愛両立
海で遊んで、あっという間に夕方になった。
シャワーをして食堂でぼーっとしていると、外がザワザワ騒がしくなってきた。
「あー、今日祭りあんだっけ?」
外をボーっと見ながらサトシが呟く。
そっか、小さな盆踊り大会があるってケンが言ってたっけ?
食堂には、俺、サトシ、テツ。その他は店の常連客だろうと思われる知らない人。
晩飯なんだろー。
なんて考えてると、食堂にケンが入ってきた。
「おっ、おめーら、祭り行くぞー」
ケンは俺らを見ながら言った。
「祭り?晩飯は?」
俺の問いかけに
「ふふ、晩飯よりこっちのがいいぞ」
ニヤニヤしながらケンが言いうと、そのまままた外に出て行った。
頭にハテナを出しながら俺ら3人は何も言わずケンの後を追った。
玄関を出て、見えた3人を見て俺は固まった。
「おー、いいじゃんいいじゃん。」
テツはそういいながら外に出て行く。
「あー、てっちゃん、祭り行こー」
近寄ってくるテツに向かって可愛い笑顔を見せる早紀ちゃん。
浴衣似合いすぎ・・・・