虹色箒星
「シド、すぐに客室を準備しろ。青山悪いが」
「判った」

最後まで言うまでもなく返事をする。

「客室は3階になりますが、ドアを開けて置きますので。
 ホールからの階段をご利用下さい」

いつの間にか戻ってきていた言葉遣いの丁寧な人は頭を下げて去って行ってしまった。ホールからのと言うからにはこんなデカイ家だ。他にも階段があるということだろう・・・
橘さんは、浩志と呼ばれていたのっぽの人に支えられながら先に部屋を後にした。
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