虹色箒星
くそーっ、お嬢さんお嬢さんしてたくせにいつのまにこんな逞しくなったんだ?
これじゃまるで俺の方がビビリだ。
しかも一人じゃ決意できない優柔不断。かっこ悪すぎだ!

「ああ、もう!」

癖だと指摘されながらも髪をぐしゃぐしゃに混ぜながら

「だったら3階に行くぞ!
 明日はさっさとこっちに引越しするから早く寝るぞ!」

突然喚きだした、歩き出した俺に天宮は「うん」と頷いてカルガモの子供のように慌てて着いて来る。
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