君のとなり―昼休みの屋上で―
「ねっ、はるか♪行ってみよ―??
あ、もちろん千秋にはないし『え、え―!?も、もっと別のとこ見ない?』
わくわくしだしている美夏を鎮めるように、私は美夏の言葉をさえぎった。
2年E組は裕のクラスだ。
本人から来ないように言われているのに・・・行けるわけがない。
私が、裕の言うことを聞かないわけがないのだ。
『ね、別のとこ行こ??』
笑えているかわからない。
ただ、とりあえず別のところへ行くように、裕のクラスから離れるように―――私は《笑顔》を作った。
「・・・・・・・・やだ。」
『・・・へ?』
「だぁ―かぁ―らぁ、いやだってば。
大丈夫っ♪翔くんには言わないから♪」
なにか勘違いをしたらしい美夏は、ぐいぐいと私の腕を引っ張る。
『え、ち、ちょっ、ちょっと!!』
「さぁさ、レッツゴー♪」
あ、もちろん千秋にはないし『え、え―!?も、もっと別のとこ見ない?』
わくわくしだしている美夏を鎮めるように、私は美夏の言葉をさえぎった。
2年E組は裕のクラスだ。
本人から来ないように言われているのに・・・行けるわけがない。
私が、裕の言うことを聞かないわけがないのだ。
『ね、別のとこ行こ??』
笑えているかわからない。
ただ、とりあえず別のところへ行くように、裕のクラスから離れるように―――私は《笑顔》を作った。
「・・・・・・・・やだ。」
『・・・へ?』
「だぁ―かぁ―らぁ、いやだってば。
大丈夫っ♪翔くんには言わないから♪」
なにか勘違いをしたらしい美夏は、ぐいぐいと私の腕を引っ張る。
『え、ち、ちょっ、ちょっと!!』
「さぁさ、レッツゴー♪」