恋・したい
「お昼過ぎてるね。何処か食べに行く?」
トイレから出てきた私にTVを見ながら尋ねてきた。
『…あ―、じゃお勧めのとこ行こっか』
「何!?お勧めって?どこどこ?」
素早く靴を履く由宇が可愛い。でもTVは消してね。
『そんなに焦らなくてもお店は逃げていかないって』
履き慣れてるパンプスに足を入れながらのんびりと返した。
「りぃのお勧めのお店早く見たいの!早く早く!」
由宇に有無を言わさず引っ張られながら部屋を出た。階段を降り道路に出たら
「りぃどっち!?」
…
興奮しすぎだってば。由宇の手を引き歩き出す。
「いらっしゃいませ。いつもありがとうございます。此方へどうぞ」
案内され、席に着く。柚季のお店は相変わらず素敵だな。
「ここ、常連なの?」
由宇がメニューで口元を隠しながら小さな声で聞いてくる。
『常連ってゆうか…』
「すごいじゃん。高そうだよね」
『私の奢りだから遠慮しないでね』
「マジ!?でもメニュー迷うなあ…」
柚季と来た時はいつも“いつもの”だったしなあ…
「いらっしゃいませ。あ、此方へ…」
暫くメニューとにらめっこしなくちゃならないのかな…
【莉梨愛ちゃん♪】
トイレから出てきた私にTVを見ながら尋ねてきた。
『…あ―、じゃお勧めのとこ行こっか』
「何!?お勧めって?どこどこ?」
素早く靴を履く由宇が可愛い。でもTVは消してね。
『そんなに焦らなくてもお店は逃げていかないって』
履き慣れてるパンプスに足を入れながらのんびりと返した。
「りぃのお勧めのお店早く見たいの!早く早く!」
由宇に有無を言わさず引っ張られながら部屋を出た。階段を降り道路に出たら
「りぃどっち!?」
…
興奮しすぎだってば。由宇の手を引き歩き出す。
「いらっしゃいませ。いつもありがとうございます。此方へどうぞ」
案内され、席に着く。柚季のお店は相変わらず素敵だな。
「ここ、常連なの?」
由宇がメニューで口元を隠しながら小さな声で聞いてくる。
『常連ってゆうか…』
「すごいじゃん。高そうだよね」
『私の奢りだから遠慮しないでね』
「マジ!?でもメニュー迷うなあ…」
柚季と来た時はいつも“いつもの”だったしなあ…
「いらっしゃいませ。あ、此方へ…」
暫くメニューとにらめっこしなくちゃならないのかな…
【莉梨愛ちゃん♪】