准教授 高野先生の恋人

森岡先生の奥さんは、なんというか・・・とてもパワフルな人だった。

玄関で目が合ったとたん、私は早速そのパワーの洗礼を受けた。

「や~ん、高野君のNEW彼女だぁ!」

にゅ、にゅう!?

「うわ~、涼子ちゃんとも、好恵さんとも全然タイプ違うね~!」

涼子ちゃんはともかく、好恵さんって!?

寛行さんをちらっと見上げると、決まり悪そうに笑ってるし。

「美穂ちゃんはもう、いきなりだなぁ」

「だってだって、龍ちゃんが今までで一番高野君に合ってる感じの女のコだって」

あ、奥さんは森岡先生のこと“龍ちゃん”って呼んでるんだぁ、へぇー。

・・・って!!その龍ちゃん・・・じゃなくて、森岡先生が私のことをそんなふうに?

「あ、あの・・・」

もうっ!なんだか来たそうそう、びっくりどっきりだらけじゃないかぁ!?

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