准教授 高野先生の恋人
寛行さんは再びちろりと森岡先生に視線をやると、でっかい溜息をついて話を続けた。
「まあね、結果的にいつも二人はちゃんと仲直りするんだけどさ。
僕が割りに合わないなぁって思うのは、そのあとの森岡の態度なんだよねぇ」
森岡先生が、恨めしそうな寛行さんの視線からさらにさらに逃れるように目を逸らす。
だけど、先生の奥さんはキャッキャキャッキャとなんだかとても嬉しそう。
「や~ん、高野君!その話はもうっ!」
「だってさぁ、森岡が拗ねて僕に文句を言うんだよ?それってどうよって話だよ。
“なんでオレには言わないのに、高野には言うんだよ!”って。僕げんなりだよね」
そういえば、田丸先生が言ってたっけ・・・。
森岡先生カップルのケンカは微笑ましい痴話げんかみたいなものだった、って。
照れて決まり悪そうな森岡先生と、満面の笑みで嬉しそうな先生の奥さん。
美味しいお料理だけでなく色んな意味で、お腹いっぱいごちそうさま♪のお昼ご飯。