准教授 高野先生の恋人
実写だとかなりユニークな髪型と思われるチャンスさん。
ぼんやりしているこの私でもその御仁に気づくことができるだろうか?心配だ・・・。
だけど――
私はイスに掛け直すようにして姿勢を正し、美穂さんに向かって宣言した。
「私、目を皿のようにして絶対に見逃さないようにします!」
そんな私に美穂さんは、あらあらまあまあと、ゆったりにっこり微笑んだ。
「目を皿のようにしなくても大丈夫だよ」
「へ?」
「一人じゃなくて二人で、高野君と一緒に、ね?四つの眼でしっかり見てれば大丈夫」
「それって・・・」
「そ~よ~、私と龍ちゃんみたいにね」
美穂さんは照れも臆面もなくそう言って、貫禄の余裕の笑みを浮かべたのだった。