准教授 高野先生の恋人
森岡先生の研究室へ行くと既にカスガイは先に来ていて、
ここはあんたの部屋かい!?ってくらい我が物顔で寛いでいた。
「ニーハオ!私ヤット戻ッテ来タアルヨ」
「カスガイ……冗談でもあり得ないからね、そういうの」
「もー、しょーがないなぁ、スズキはぁ」
「しょーがないのはカスガイでしょ」
っていうか、ずぇーんぜんちっとも中国人になれてないし。
「まあまあ二人とも。とりあえず鈴木さんも座んなよ。なっ?」
森岡先生にすすめられて、私はカスガイの隣りにかけた。
「はーい、せんせーい!スズキもお茶飲みたいみたいでーっす!」
「ちょっ……!カスガイ、あんたねぇ」
「あいあい、わかってますよ、と」
「もうっ!先生まで!」
このシチュエーション、いきなり4年生の頃にタイムスリップしたようだった。