准教授 高野先生の恋人
彼が帰ってくるやいなや早速まとわりつく私って飼主にじゃれる犬みたい。
「今日ね、豚汁つくったよ」
「おおーっ。あっ、キャベツ入ってる?」
「もちろん」
お母さん直伝の私が作る豚汁は具沢山のキャベツ入り。
「嬉しいなぁ」
「明日の朝にはもっとずっと味出てるよ」
「うん。うわぁ、楽しみだぁ」
無邪気に喜ぶ彼の様子に私の忠犬魂?はますますあつーく燃えてしまう。
「あのねあのね、お風呂できてるよ」
「あっ、もう作ってくれてたんだ?」
「うん、作っといた!」
お風呂の準備を“作る”というのは、最近の二人だけの流行語。
まるでトンテンカンテンやってるみたいで楽しくってお気に入り。