准教授 高野先生の恋人

来月からシフトを増やすことは即OKした。

2年生になって出席すべき講義はぐっと減り時間の都合がつけやすくなったから。

真中君のように上へ進む人は相変わらず忙しく授業に出て当たり前なのだけど、

私は大目に見られていて、寧ろ進路を自力でどうにかせよ!と言われていたから。

だけど――

「私本人はお世話になりたい気持ちだけど、一応両親にも相談させてって保留中なの。

連休で帰省したときにちゃんと話そうと思ってる、いろんなこと。

就職のこととか、それから……一緒に将来のこと考えてる人がいることとか」

「そっか。僕はね――」

彼が何かを言いかけたそのとき――


“00:00”


キッチンタイマーがパック終了の時間がきたことをけたたましく知らせた。

「さーて、はがすぞ!と」

「えっ。あ、うん……」

なんとなく彼の話は言いかけのまま、私たちはお待ちかねのべりべりタイム?に。

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