准教授 高野先生の恋人

流れが一区切りついた?あとは、本当に和気あいあいと楽しい読書会になった。

真中君のヘタレな司会ぶりにもかかわらず会が和やかに盛り上がったのは、

ひとえに桜庭さんのさりげないフォローがあったからだった。

きっと桜庭さんは弟分の?真中君がよほど心配だったのだろう。

会の間中、私はこちらを見つめる桜庭さんと何度も何度も目があった。

その度に私は真中君の友人として、お世話かけてスミマンセンと曖昧に笑って返した。


読書会のあとは茶話会で、茶話会のあとは学生だけで飲み会というのが本日の流れ。

茶話会はその字のとおり、お茶をのんでお話しする会で、もちろんノンアルコール。

サンドイッチなどの軽食と焼き菓子、あとはソフトドリンクだけの簡素な催し。

昼間のせいか話題もあまり下世話にならず、私は断然飲み会よりもいいと思った。




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