恐怖 DUSTER
弥生は恐怖のあまり、ものすごい力で暴れだす。




裕子と恵子の二人がかりでも、抑えるのがやっとであるほど物凄い力で。




「麻美!あんたも手伝って!」




裕子が麻美に向かって怒鳴るように言った。




「もう、間に合わないかもしれない・・・」




麻美が、絶望的な言葉をはいた。




「あんた!いい加減にしなさいよ!弥生を怖がらせないで!」




裕子の言葉には、麻美に対する怒りがこもっていた。




もしも、手が自由であったならば、麻美の頬を叩いていただろう。




そんな、裕子の言葉も届かないのか、麻美は再び恐怖をあおるように言った。




「もう、弥生の背中に人の形をした何かが現れているの・・・」




「その何かは、だんだんはっきりと見えてきているのよ・・・」




「麻美!やめてというのが解らないの!」



「だって・・・」



「だってじゃない!やめろと言ってんのよ!」



裕子の怒りも頂点にきていた。






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