海に花、空に指先、地に霞


「この力は、浄化の光にも…刃にもなる」

「……不思議…」

「…怖くない?…オレたちはね、必要に応じて、人の命を奪うこともあるよ」

天災、という形で。

でもそれは…彼らが意図的に悪意的にそうするわけではない。

それすら、予め定められた帰結。

彼らは、遂行するだけだ。

…滞りなく。
それが行われるように。
魂を循環させるために。

そう…言っていた。


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