Cherish
私と裕太が別れて5ヶ月の月日が流れた。
私は裕太を忘れるどころか、日に日に気持ちが強くなっている気がする…
「マジどうしよう……」
今日もお悩みモードの裕太が私のところに来る。
「今度はどうしたの?」
本当は聞きたくないのに、
私の心とは裏腹に言葉が私の口からでてくる。
「アイツの親が会ってみたいって言ってるらしくて、会うんだけど認めてもらえなかったらどうしようと思って……」
「結婚するみたいだね(笑)」
「止めろよ!余計緊張すんだろ?まあいずれするけどな(笑)」
ズキン
「……いいな」
気が付けばボソッと呟いてた。
「お前も好きなヤツいるならソイツんとこ行って逆プロポーズしてこいよ(笑)」
「私一生結婚しない!ひとりで生きていくもん」
「なんだそりゃ(笑)」
裕太は呆れた顔をしていた。
別にひとりで生きたいわけじゃない、
ただ…裕太以外を好きになるなんて
私には考えられないから…
だから、あぁ…私一生1人なんだろーなって思った。