恋する笑顔【短編】




一度松永サナのことを考え出すと止まらない。



一瞬で頭ん中は松永サナ一色になってしまった。



「…寝れるか」



仕方なく起き上がって、冷蔵庫を開けた。




「…あ、コーラ切れてる……」




炭酸飲料が無くちゃ生きてけねえよ。



「仕方ね…買いに行くか…」




冷蔵庫を閉め、財布と携帯だけポケットに突っ込んで、アパートを出た。




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