веst ー恋の詩ー


『じゃあな!』



「送ってくれてありがとう。」



『おう!』



「理科,頑張ってね♪」



『当たり前じゃん(笑)』



「じゃあねーバイバイ!」



うちは,家のインターホンを押した。



いつも別れがたくて,振り返れないんだ。



だから,家の方を向いたまま言った。



「拓斗!後で,メールしてもいい?」



『おう!待ってる。』



家のドアが開いたので,うちは家に入った。
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