ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
「じゃ。それだけだから。
よろしく頼んだぞ~。
それじゃまた明日なぁ~」
朝の遙並みにぶんぶんと手を振って先生は私たちを送り出してくれた。
2人でホテルに向かう。
「ねぇ?遙。
1年生でかおるちゃんって知ってる?」
「知んない…。
どんな子かな?
疲れてはいるんだけどちょっと楽しみだよね~」
「うんうん!!
さっきまではホテルは寝るだけだと思ってたんだけど
やっぱ楽しみかも~!!」
さっきまでの負のオーラとは打って変わって私たちは謎のかおるちゃんに期待していた。
「はぁ…。
やっと部屋着いたぁ!!!!」
確かに先生が言ってたように部屋はトリプルだった。
ベッドが3つ。
部屋も大きい。
コレは…得したっ!!
「まだ来ないね。
じゃああたし先お風呂入っとくね」
そう言って遙はバスルームへ。